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労災申請の手続(民間の場合)

 

労災の申請をするためには、どのような手続を踏めばいいのですか(民間企業の場合)。

 

労働災害にあってしまった方は、労災保険から療養補償給付、休業補償給付などを受けられます。そのため、まずは労災保険の申請を行う必要があります。

 
 労災保険の申請を行うには、まず労働基準監督署から申請用紙を取り寄せ(インターネットでも入手可能です)、該当事項を記入します。その上で、医師や薬剤師にけがや病気について証明をしてもらい、さらに事業主から労災に関する証明を受けることになります。
 申請用紙にこれらの記載を受けた上で、管轄の労働基準監督署に申請書を提出します。
 

1 事業主が証明に応じない場合

 事業主が労災の責任を認めたがらないために、事業主証明を拒むことが残念ながら珍しくありません。
 その場合、事業主が証明を拒んだ理由を申請書に記載して労働基準監督署に提出すればよく、事業主証明がなければ労災申請ができないということはありません。
 
 ただし、事業主が証明を拒んだ事案においては、事業主が労災認定を妨害してくることが想定されますので、早めに弁護士に依頼することをお勧めいたします。

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